育児講座 No.7  やる気ある子に育てよう! 

 
   

 
        今日は、やる気のある子に育てる方法をお話したいと思います。いろいろな事に取り組む姿勢です。最初の子にやらせたのはピアノでした。しかし全くやる気がありません。嫌で嫌で仕方がなかった様です。他にはスイミングにも行かせました。長女が育った清水市では小学校に入学して水泳が出来ないとスイミングに行く様に指導されると聞いたからです。   
       いろいろと手を尽くしましたが、どちらも続けるのは親が大変でした。結局スイミングはクラスが進まなくてお友達に水を開けられたので、3年ほどで止めてしまいました。残った、ピアノの練習も大変でした。元気な3歳の子供に椅子に座らせて長い時間ピアノの練習をさせるのは本当に大変なことです。特に 練習が進み、課題曲が難しくなると尚更大変でした。しかし、なだめすかしてあの手この手でやらせました。  
        厚紙でピアノの形に切った大きな練習表を作って見える所に掛け、「全部シールが張れたらご褒美を上げる」という約束をしました。すると目標が出来た為か、不思議な物で自ら進んで練習する様になりました。そして満期には約束通り子供の欲しがっていた願い事を一つかなえてやりました。  
      発表会が近づいたある日のことでした。難しい曲だったので練習を途中で止めてしまったのです。そのころは家にテレビが置いて在りましたので、「しっかり練習したら大好きな 何時もは見せないドラエモンを見せて上げる。」というお約束をしたのです。するとそのとたん、大喜びで夜の7時までしっかり練習をしたのです。  
      練習が終わり、約束どおりテレビをつけるとなんとしたことか、その日は野球が延長されドラエモンはお休みだったのです。娘は泣き出しました。もう夜の7時を過ぎ、どうする事も出来ません。仕方なく車を飛ばして遠くにあったビデオレンタルショップへ行って きました。店員に聞いてみると在りました、ドラエモンのテープが、しかし我が家にはビデオデッキも対応のテレビも無なかったのです。仕方なく一式レンタルしました。  
      大変な出費でしたが、お約束ですから仕方ありません。そして8時過ぎになって漸く帰宅し、一式を設置して約束通りドラエモンを見せてやる事が出来ました。  
      家内は、そこまでしなくともと言いましたが、子供にした約束を親が守らないと無気力に成る事を知っていたので、約束を果たしたのです。  
       些細な事でしたが、小さいころは子供にした約束は必ず守ってやりました。そして、子供は努力が報われると分かっていたので安心して親の期待に応えてくれたのです。  
       勿論、子供達が巣立っていく社会や学校では、必ず約束が守られる保証はどこにもありません。だからと言って家庭で、幼いうちから親が平気で約束を破ると、子供はたちまち努力しても報われないことを学習して、何事に対しても意欲を喪失してしまうのではないでしょうか。  
     せめて、幼い間だけでも、約束は必ず守られ、やった事は必ず報われるという経験をさせてあげると、目を輝かせて親の期待に応えようとしてくれます。   
      子供にやる気を起こさせるのは、親が子供にした約束を必ず守ってやるという単純な事で随分と育まれるものなのではないでしょうか。  
      次回、明日は意欲の在る子に育てる事をお話してみたいと思います。  
        
        
        2006年10月17日 22:42:08  
   

 
       
       
       
         
   
 
   

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1998. 5. 19   初  版   167p. 7Mb        2006年10月17日 22:42 更新
 

 
       
   

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